【辞めるか迷っている方へ】大学を辞めてよかったこと、悪かったこと

 
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みなさんこんにちは。

今日は私の経歴というか、体験談をお話したいと思います。

実は私、大学を昨年中退しておりまて、約1年が経過しました。

この自主退学からの1年で感じた、大学を辞めて良かったこと、悪かったこと(大変だったこと)をお話していこうかと思います。

 

きっとこの記事を読んでくだっさている方は、大学を辞めるかどうか悩んでおられることだと思います。

大学を辞める、というのは人によってどういう状況か変わってくると思います。

 

家の事情、経済的な事情で、他にやりたいことが見つかったから、別の大学に再受験したいから、留年しそうだから、大学に馴染めなかったから、勉強が嫌いだから、なんとなく…

などなど、本当に人それぞれだと思います。

 

私の場合は経済的な事情があるわけでもなく辞めざるを得ない状況…というわけではありませんでした。

単位も学費も足りないということは無く、がんばれば学校生活を続けられていたでしょう。

 

私自身、ちゃんと学べる環境があるのにそれを放棄してしまっていいのか、親は説得できるのか、辞めてからどうするのか(特に生活費など金銭面)という心配がありました。

そして、辞めてしまって本当に後悔は無いのか。

 

不安になって、笑われたらどうしよう、反対される。など誰に言うこともできずに1人で抱え込んでいました。

 

今回は、私と同じような悩みを抱えている方に向けて、

  • 大学を辞めようと思った理由

中退から一年経過して

  • 中退してよかったこと
  • 反対に悪かったこと、大変と思ったこと

を紹介したいと思います

これは私の経験談であり、個人的な見解にはなりますが、大学を辞めるかどうか悩んでいる方の参考になればと思います。

それではどうぞ。

 

私が大学を辞めようと思った理由。

 

私は2017年の4月に、京都の私立大学の文学部に入学しました。

前期はそこそこに通ったものの、後期は休学、そして2018年の3月にわずか1年で退学しました。

 

1年で辞めたことを話すと

「1年で!?早くない?」

「単位が取れないとかじゃなかったの?」

など、基本的に辞める速さについて突っ込まれます。ですが後悔はしていません。

 

何故当時辞めようと思ったのか

 

  • 行きたい大学ではなく適当に受けた大学だったから

私は高校のときは、理系に所属しており、高2までは、勉強に関して手を抜いてもまあまあなんとかやって来れました。

しかし、高3あたりから今までサボったツケが一気に回ってきて成績はどん底に。

理系科目はもちろん、英語すら赤点の常連になってしまい、もう勉強するのが嫌になっていました。

 

さらに週7である数学の担当教師との相性がすこぶる悪く、授業を受けることすら怖くなっていました。

こんなんもう無理や…と鬱気味になり学校も休みがちになりました。(自業自得ですね…)

 

もうヤケになって考えていた私でしたが、当時部活は凄くがんばっていたので、それをネタにして適当に、入試が楽そうな私立の推薦入試を受けたら合格…といった流れでした。

合格した時でも、めっちゃ嬉しい!!といった感じではなく「あー、うかったんだー」という気持ちでした。

 

  • 他に興味がある分野があり、辞めて他の大学に行こうと考えてたから

無事大学に受かったけど、テキトーに受けた所だし、高校時代に抱いていた夢は消えませんでした。

なんでもっとがんばらんかったんやろうか…と、後悔ばかりしていました。

 

  • 字を書くのがマジで苦痛だったから

これ、ブログを書く人間の言う言葉じゃないのですが…(笑)

実は私は文章を書くのが凄く苦手です。何故文学部に入った…

 

1ページくらいの感想文ならすぐに書けたのですが「レポート」、これが厄介でした。

○○の小説を読んで、△△について2400字で論じよ、考察せよ。

「は!??論じる??考察??何をどう考察するんや!?」といきなり壁にぶち当たりました。

 

自分が1週間かかってやっと書いたものを、同級生は一日で書いてきた。と言われてめちゃくちゃショックを受け、レポートを書くたびに文に対する苦手意識が加速していきました。

 

  • 大学に馴染めなかったから

あとは普通に馴染めなかったからです。

そもそも、やめたい!やめてやる!という気持ちが大きかったので、自ら馴染んでいくという行動をあまりしませんでした…。

友達はいましたが、授業が違ったりして1人で行動することが多くなり、学校が終わったらすぐに家に帰ってましたね。

 

 

大きいところはこんな感じ

あと細かい部分は省略しますが

  • 所属していた部活を辞めたかったから。
  • 歯の矯正をしたかったから(凄いお金がかかる)
  • 朝起きられなくて遅刻しまくっていた。
  • 大学4年間過ごしてから、そこから先の未来像、ビジョンがまったく想像できなかったから。

という理由ですね

 

傍から見ればしょーもない!という理由もあるかもしれません(笑)

ですが、私は当時本気でこれらのことで悩んでいました。

 

大学をやめてよかったと思うこと

やりたいことが自由にできる。

 

まず、これですね。自分の好きなことができる。

次にやりたいことが決まっている、目標がある場合はすぐそれにとりかかれます。

大きな目標でなくても、前から行ってみたかった場所に平日の朝から遊びに行く!とか小さいことでも自由にできます。

次自分がどうするか、どうやって生きるか、朝起きる時間も、何を食べてどこに行くかなど、全部自分で決めることができるのです。

 

大学に関するストレスがなくなる

 

学校にストレスを感じていた場合、それから開放されますね。

朝が早くて通学時間が長い、人間関係、環境的な不満など人によってさまざまでしょう。

私はずっとやめたいやめたいと思いながら通学していたので、そのストレスからも開放されましたね。心が凄く軽くなりました。

 

学費を払わなくていい

 

学校を辞めるんですから、そうですよね。

辞めたいと思いながらだらだら通っているのに、多額の学費を出してもらっていると考えたら当時ものすごく心が痛かったです。

学費を自分で出しているという方にはこれは大きなメリットですね。

 

学歴を気にしなくなった

 

これはえ!?と驚かれるかもしれません。

普通は辞めて高卒になったことにより、コンプレックスを感じると思われるかもしれません。

 

私の場合、辞めた理由が別の上位の大学に入りたいというのがありました。

もっと良い大学に行って、いい企業に就職したい!という、完全に学歴重視の考え方でしたね。

 

しかし、1年間過ごしてみて「あれ…別に大卒じゃなくてもよくね…!?」と思うようになりました。

昔っから学歴最重視の思考だったので、まさか考えが変わると自分でも思ってなかったのでびっくりしました。

 

良い大学出てるに越したことは無いけど、別に高卒でもいいじゃん。という考えができるようになりました。

 

新しい選択肢が見つかる

 

これは上のものと似ている気がしますが、新しい選択肢ができたということです

具体的に言うと「自分でお金を稼ぐ」という選択肢です。

今までは、会社、組織に所属して、雇われ8時間仕事をするという選択肢しかありませんでした。

自分で稼ぐ、そういう考えはしたことが無かったのです。

 

自分で何でもやらなきゃいけないので、生きていくための力がついたといえるのでしょうか?

大学でいた頃なら、絶対にこの選択肢は思い浮かばなかっただろうなと思います。

 

1人という環境に強くなる

 

大学を辞めるので大きなコミュニティがなくなったので、1人でいることがもっと増えましたね。

ちょうど辞めた頃にLINEのアカウントを新しく変えたので、大学の友達とも、連絡を取る手段がなくなってしまいました(笑)

なので、基本的に1人で行動するので、1人焼肉やカラオケ、居酒屋といったものも気軽に行けるようになりました。

 

 

 

悪かったこと、大変だと思ったこと

大学中退というのは世間体が悪い

 

これは結構人によって大きいかも。

基本的に大学中退は周りからあまりよく思われないでしょう。

少なくとも卒業よりよく評価されることは無いと思います。

 

就職する場合、何故大学を辞めたかというのを必ず聞かれるでしょう。

その時にきちんとした理由が言えればいいのですが、なんとなく、あいまいな感じだといい印象は与えられませんよね。

 

世間体を気にされる方は、人に聞かれたときに(嘘でもいいので)きちんとした理由を考えていたほうがよいでしょう。

 

何でも自分でしなければいけない

 

自由であるということはメリットでもありデメリットでもありますね。

 

学生のときは仕送り+奨学金がありましたが、中退してからは自分でお金を稼がなきゃいけなくなりましたしね。

なんとな~く生きててもオッケーだったのが、何でも自分でして、自分の考えで行動して、自分が責任を持たなければいけません。

慣れると思いますが、初めの頃は大変だと思います。

 

学生で無くなるので、学生限定のサービスが受けられなくなる

 

個人的にはこれ大きいです。

学割という、学生というだけで料金が安くなるとても便利なものが使えなくなってしまいます。(笑)

 

それでもどうにかなる

 

個人的に良かったこと、悪かったことを述べてみましたが、いかがでしょうか?

 

ぶっちゃけると、私は大きな夢があって、絶対叶えるぞ!!という確固たる意思があったわけではありません。

やりたいことはあったけど、絶対でもないし、誘惑に負けてしまう考えの甘いタイプの人間です。

 

それでもどうにかなっていますし、学校を辞めたことには後悔していません。これは断言できますね。

 

もし辞めて、当初の目標がなくなってやる気がなくなっても、焦らないでください。

またやりたいことや目標、違う選択肢がきっと見つかります。(私がそうでした)

もしかしたら、その選択肢は今までの自分では考えられなかったもので、まったく新しいものかもしれません。

 

中退とか笑われたり、自分勝手とか、親不孝とか言われたとしても、どうか気にしないで。

自分の意思で決めたことですし、これは自分の人生なのでどう生きたっていいんだ。と思います。

みんなそれぞれ生き方がありますし、自分が納得できれば良いのです。

 

ですから辞めるにしても、辞めないにしても、本当に自分が納得できるようにしたほうがよいと思います。

 

自分と同じ境遇にある、大学を辞めるかどうか悩んでいる方の参考になればと思います。

 

以上、「【辞めるか迷っている方へ】大学を辞めてよかったこと、悪かったこと」でした。

最後まで見ていただきありがとうございました。

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